《イベント》第三回 民藝の貴重映像を観る
~沖縄と益子の陶芸とその文化~

開催場所を変更いたしました

詳しくはページ下「開催場所」をご覧ください。


※当日券は会場でお買い求めいただけます。

カナダ人の映画監督 Marty Gross(マーティ・グロス)氏の再来日が決定いたしました。

マーティ氏は「民藝フィルムアーカイブ」プロジェトの活動の中で、日本の工芸に関するフィルムを
収集・保存し、それらを修復・復活させています。また日本だけでなく韓国、オーストラリア、
ニュージーランド、イギリス、アメリカの民藝についての映像保存やインタビューなども行っており、
特に陶芸については様々な映像を扱っておられます。
それらの貴重映像の中からいくつか鑑賞する機会をいただけました。

今回は特に沖縄と益子(栃木県)での陶芸に注目し、貴重な映像を観ながら、
それぞれの違いを皆様と一緒に発見・考察していきたいと思います。

聞き役は前回同様、能楽囃子方、小鼓奏者の大倉源次郎さんと株式会社錢屋本舗 代表 正木裕也が務めます。

民藝と映像についてマーティ氏ご本人から直接お話を伺えるこの機会を是非お見逃しなく。


【上映作品】

『琉球の民藝』より・沖縄の陶工 バージョン1
  壺屋での作業と沖縄のものづくり文化について解説

『琉球の民藝』より・沖縄の陶工 バージョン2
  撮影の背景と沖縄陶芸の歴史について解説

終戦後の壺屋焼 バージョン1 in 沖縄
  琉球列島米国民政府撮影の映像 終戦後の陶工の仕事と背景を語る

『益子焼』 バージョン1 1973年
  益子の陶器づくりの全工程を紹介
  現当主が場面に沿って解説 自身のの祖父母と曽祖父の作業風景も収められている

濱田庄司 益子にて
  濱田の作業風景を収めた最古と思われる映像

※全席自由席
※当日は会場内にてドリンクの販売をいたします。



【参考画像】

『琉球の民藝』より・沖縄の陶工Ver1.2

終戦後の壺屋焼Ver.1in沖縄

1950年 濱田庄司益子にて



【2022年7月21日開催 大倉源次郎&正木裕也プロデュース 『民藝の貴重映像を観る』】
民藝と深く繋がる当時の人々を映した映像を、マーティ監督の解説を交えながら観賞いたしました。
イベントの最後には大倉源次郎さんが小鼓を披露してくださいました。


【2022年12月22日開催 第二回 民藝の貴重映像を観る
鈴木大拙の秘書を努めた岡村美穂子氏のインタビュー映像などを中心に上映しました。


PROFILE

Marty gross(マーティ・グロス)
1948年生 カナダの映画監督 1974年以来、『As We Are』『陶器を創る人たち』『文楽 冥途の飛脚』といった映像作品を制作・監督したほか、日本の芸術や工芸に関する映像の修復に関わった。
大倉 源次郎
1957年 大倉流十五世宗家大倉長十郎の次男として大阪に生まれ、1985年に大倉流小鼓方十六世宗家を継承する。
2017年 重要無形文化財個人指定(人間国宝)に。
能を舞台芸術の一つとして多くの人に伝えたいと、日本を問わず海外公演も積極的に開催している。

詳細

日時
6月29日(木) 18:30~20:30
開場 18:00
※終了時間が前後する場合がございます。予めご了承ください。
開催場所

錢屋本舗本館4Fサロン (大阪市天王寺区石ヶ辻町14-6 錢屋本舗本館401)

お問合せ先
TEL:06-6772-1245
E-mail:salon@zeniyahompo.com
参加費
2,500円(税込)
キャンセル料の発生日
※イベント開催日の一週間前までのキャンセルについてはご返金可能です。
※それ以降のキャンセルにつきましてはご返金できない場合がございますのでご了承ください。
※キャンセル日に関わらず、キャンセルの際はご連絡をお願いいたします。
定員
60名