《イベントレポート》森のねんど研究所 みちやすワールド

2月6日〜12日に開催した、森のねんど研究所 みちやすワールド。
イベントレポートとして、スタッフの声や当日の様子を写真でお届けします。（2024年2月16日追記）

＜開催レポート＞
作家の道康さんが森のねんどで制作した作品の展示を行いました。
表情がとってもリアルで温かみのある人形作品をはじめ、成人男性が両手いっぱいに広げてもかかえきれないほどの大きな地球、電車が走る町並みのジオラマなど、いきいきとした作品の数々に遊びに来てくださった皆さま、スタッフも含め”みちやすワールド”に没入した1週間でした！

※下記イベントは終了しております。

今回のイベントのテーマは「自然との調和」。
人形作家 岡本道康さんによる、奈良吉野の木くずを原料に使った「森のねんど」で形作られた人形たち。
そのやさしい質感、まるで生きているような表情に、どこか懐かしい記憶が蘇る気持ちになります。

岡本 道康（おかもと みちやす）
1969年、京都府生まれ。1993年商店街活性化・阿倍野SOHOアートプロジェクトに参加し、その後、人形作家としてデビュー。その傍ら、電子制御会社に勤務し、自動制御システム製作に携わる。2015年吉野の割りばしの木くずを利用した粘土『森のねんどの物語』を考案。動く人形やジオラマ作品なども発表する。

会場では岡本道康さんによる作品の展示オーダー会も行います。
さらに、親交のあるゲストを招いたトークイベントや、お子様から大人まで楽しめる、森のねんどを使った手のひらサイズのまちづくり（作品）など…様々なイベントを企画中！

2/9（金）19:00〜トークイベント
「森のつながり　森のねんどハウスの夢」
出演者（順不同）

才本隆司さん/元営林署
林祐太さん/林漆工研究所
寺本武さん/寺本木材
山口尚哉さん/えん発酵温熱木浴
桝井康行さん/工房きえん

今回のトークイベントに向けて、道康さんからコメントが届きました。

年明け早々、また、悲しい出来事がありました。
阪神大震災のことを想い出し、両親を被災地から助け出して、マンションの最上階だったので、
インフラが整うまでの間、京都営林署の官舎へしばらくの間移しました。

その時、大変丁寧にお世話なった方が才本隆司さん。
偶然吉野への道中駅から乗せたところ僕の声に聞き覚えがあると…
父の声？
人はどこかで出逢い、また再開する。
ゆっくりつながりカタチになる。
阪神大震災の火事
東日本大震災の津波…

今回のテーマは「森のつながり」
何かの役に立ちたい想いが再燃。
懐かしい未来技術で文化をつなげられないだろうか？
「森のねんどの家の夢の実現」へのお話しを森の産業、文化、商売のつながりの人達との対話を交えて行います。

道康さんを始め、道康さんと親交のある木材や漆のエキスパートが集い、素材の未来の話、ねんどで家をつくる？トーク、対談を予定しています！

トークイベント料金：¥1,000 （税込）
※1ドリンクのご注文をお願いします。
定員20名に達し次第、受付を終了させていただきます。
●ご希望の方は事前予約も承ります。本ページ下部のボタンより予約ページに移動します。

岡本さんは会期中、全日在廊予定です。

会場の錢屋ベース ソソラソウがどのように「みちやすワールド」に染まるのか…スタッフの私も楽しみです。
自然や森のねんどの温かさに触れに、遊びに来ませんか？