《錢屋塾》3/22~24『懐石 辻留』平 晴彦氏による茶懐石勉強会

茶道裏千家にお出入りを許される茶懐石料理の名門『懐石・辻留』の平 晴彦氏による、茶懐石の勉強会を開きます。

そもそも“懐石”とは、お茶会のための料理。
諸説ありますが、修行僧が空腹を凌ぐために、温めた石を懐に入れたことが由来と言われています。
遠路遥々やって来たお客様に、茶の湯が沸くまでの間「おなかを温める程度ですが」と軽食やお酒をすすめ、メインであるお茶をよりおいしく飲んでもらおうという心遣い。
近年では和食のコース料理を懐石と呼ぶことも多いため、それらと区別するために、茶事における懐石を“茶懐石”と言うようになりました。

本格的な懐石料理をいただく機会は少なくなっているかもしれませんが、旬のものを使い、素材の持ち味を大切にする懐石は、すなわち日本料理の基本。
懐石ならではの多彩な献立と美しい盛り付け、作法を中心に茶懐石の愉しみ方を教わりましょう。

器も毎回、季節に合わせた本物の品を持参いただいていて、お料理だけでなく器一つひとつにも丁寧な説明があります。
普段は見られない調理場(水屋)が間近で見られることも、貴重な時間となるはずです。

長年お勉強をされてる方や料理人の皆様、初めての方まで、椅子席でフランクに体験いただける内容となっています。

【過去参加者の声】
・若いうちに勉強しておけば良かったと、つくづく。四季折々に季節の花が咲くように、季節を感じる旬の食材を活かした料理は素晴らしかったし、器の説明もそれぞれに詳しくしてくださったので共に楽しめました。別の季節にもさらに勉強してみようと思っています。

・季節を感じるお料理、魯山人の器、平先生のお話し、最後のお薄まで、すべてが本物です。稀有なお勉強会を受講できて感謝です。

・本物の器を使ったお料理をいただくことができます。そして、どんな質問にも100%に応えてくださいます。他にこのような場所、機会はありません。

ご予約はページ下部もしくはこちらから

※椅子席での受講になります。
※アクセサリーついて:漆器や古い陶磁器を痛める危険性がございますので腕時計を含め、レッスン中は着用をお控えくださいますようご協力をお願いいたします。
※服装について:男性はジャケットと襟付きシャツを着用の上ご参加ください。
※初めての方でも安心して受講いただけるよう、茶懐石のマナーや流れが分かる資料を確認しながら受講いただけます。
※建物にはエレベーターがございません。あらかじめご了承ください。
※写真は全て錢屋塾での過去開催時の様子です。

詳細

日時
2025年3月22日(土)・23日(日)・24日(月)12:00~15:30
※11時45分までにお集まりいただけますようお願い申し上げます。
(1階の錢屋カフヱーにて受付をします。)
開催場所

錢屋本舗本館4階 サロン(大阪府大阪市天王寺区石ヶ辻町14-6)

お申込み締切
各開催日2日前まで
お問合せ先
TEL:06-6772-1245
E-mail:salon@zeniyahompo.com
参加費
25,000円
キャンセル料の発生日
材料の仕入れの都合により、2025年3月15日以降のキャンセルは会費の100%をキャンセル料として頂戴いたしますので予めご了承ください。
定員
各日18名
持ち物
筆記用具・懐紙・ポケットティッシュ・ナイロン袋:使用済みのティッシュを入れていただくナイロン袋(スーパーのレジ横に設置してあるナイロン袋が最適です。)

講師:平 晴彦 先生

京料理の老舗が数多くひしめく京都にあって、茶懐石の名店と知られる「懐石 辻留(つじとめ)」。
その京都店を任される平晴彦さんは、昭和40年に辻留銀座店に入店し、故・辻嘉一氏の陶酔を受ける。
昭和50年、出張料理専門の辻留京都店を任され、現在に至る。
 
「懐石 辻留」
初代・辻留次郎氏により、明治35年創業。
昭和初期より裏千家の懐石料理をあずかり、京都店は出張料理のみ。
「辻留」のお料理は客席のある東京の赤坂店、もしくは京都「宝が池プリンスホテル」の日本庭園内にある茶寮で味わえる。
(京料理 京都料理組合より)

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