《展示販売会》6/7~9 三木真由美 藍染展~いろの重ね~

ハンカチやストール、ピアスやイヤリング、ブローチ、ネクタイピンなど、デザイン性に富んだ藍染め製品を手掛ける三木 真由美さんの個展と、叩き染めワークショップを開催します。

藍の魅力。
それは色そのものにあるではないでしょうか。
水色、浅葱(あさぎ)色、空色、露草色、縹(はなだ)色、紺色…。
ひとえに藍といっても様々な色と名称と意味があり、日本の文化を感じることができるのです。

徳島県はこの藍染めの元となる藍染料「すくも(植物染料の一つ)」づくりの本場として、現在もその伝統が引き継がれており、徳島でつくられた「すくも」を阿波藍と呼びます。

日本一の藍の産地とも呼ばれる徳島県で、大学在学中に藍染・草木染を学ぶためにテキスタイルを専攻し、現在は徳島を拠点とした染色作家として活動されているmacoroonの三木 真由美さん。
天然灰汁醗酵建て(てんねんあくはっこうだて)と呼ばれる、江戸時代から変わらない技法で藍液を仕込み、丁寧に染めた作品を生み出されています。

(藍の葉っぱ。)
(日々表情を変える藍甕。)

藍甕に染める生地を浸けて、揉んで、しっかり生地に馴染ませる。
藍甕の染め液の中で色が入るわけではなく、空気に触れ、酸化することで色が入っていくのが藍染めの特徴。
染め液を日々、目で、鼻で、手で、確認して、pHや温度管理をして調整し続ける染め方。
化学染料のように一度で色が入るわけではなく、回数と時間をかけ、染め重ねて色を定着させていくそうです。

(空気に触れて発色する藍染め。ときには染まった後のデザインをイメージして生地を絞る。)
(染め終えて、糸を抜いているところ。)

今回の個展開催期間は、6月7日(金)~6月9日(日)。
テーマは、いろの重ね。

日々変わる色を感じ、見逃さないように―。
何度も染めて薄く、何度も染めて濃く。
染め重ねた数や時は私の大切な重ね。

ドビー織と呼ばれる特殊な織り方をした生地を、薄藍(淡色)、藍(中間色)、濃藍(濃色)で染めたハンカチや、年中通してお使いいただけるリネンストール、軽くて着け心地も良いピアスやイヤリング、様々な藍色に目を奪われるシャープペンシル、父の日にぴったりなネクタイピンなど、多種多様な藍染品をお持ちいただきます。

6月8日(土)は、藍の葉っぱを摘んで、綿巾着やトートバッグに藍の葉っぱを叩いて染める叩き染めワークショップも開催!(詳細はこちらより。)
藍の葉の個性を感じていただけるはずです。

また開催期間限定で、藍をイメージした錢屋カフヱーオリジナルドリンクも提供します。
詳細は追ってお知らせいたしますのでお楽しみに。

三木 真由美(Mayumi Miki)
1991 徳島生まれ
2010 四国大学 生活科学科 デザインコースで天然灰汁発酵建ての技法を学ぶ
2014 徳島を拠点とした染色作家として活動

在廊日:6月8日(土)

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日時:
2024年6月7日(金)~6月9日(日)11:00~17:00
会場:
錢屋ベース ソソラソウ(大阪市天王寺区石ヶ辻町14-2 錢屋本舗南館7階)
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ソソラソウは錢屋本舗南館7階にございます。

詳細

日時
2024年6月7日(金)~6月9日(日)11:00~17:00
開催場所

錢屋ベース ソソラソウ (大阪市天王寺区石ヶ辻町14-2 錢屋本舗南館 7階)

お問合せ先
TEL:06-6772-1245
E-mail:salon@zeniyahompo.com
参加費
展示販売会はご予約不要で、どなたさまもご自由にお越しいただけます。