《イベントレポート》田中帽子店
4月20日(土)~5月6日(月・祝)に開催した『《POPUP STORE》田中帽子店』。
イベントレポートとして、スタッフの声や当日の様子を写真でお届けします。(2024年5月16日追記)
<開催レポート>
今回錢屋ベース ソソラソウに並んだのは合計39種類、90個を超える帽子。
「いつか田中帽子店の帽子を購入したい思っていたんです」とこのイベントを目掛けて来てくださった方、「娘と兼用できそうだと思って」とカンカン帽を購入してくださった方、いくつか試してご友人とお揃いの帽子を購入してくださった方、老若男女問わずたくさんの方にご来店いただきました。
田中帽子店の歴史や作り方をお話する中で、お客様からよく聞いた「手作りでこの価格なのは驚きました」というお声。
スタッフも“価値とは何か”、“価格とは何か”ということを考える時間となりました。
購入してくださった帽子が長く皆さんの相棒でいられることを願っています。
※下記イベントは終了しております。
“伝統工芸品”と聞いて、皆さんはどんなモノを頭に浮かべますか?
今回錢屋ベース ソソラソウでPOPUPとして販売する『田中帽子店』の麦わら帽子は、埼玉県春日部市の伝統工芸品に認定されています。
創業は明治13年(1880年)。
現在6代目の田中優さんが引き継ぐ、日本で数少ない“麦わら帽子”を中心とした天然素材の帽子製造工場。
創業当時は、麦わら帽子の材料である“麦わら真田(7本の麦の茎を手で編み、真田ひも状にしたもの)”を作って海外に輸出されていたそうですが、明治30年頃、ドイツから日本に帽子用のミシンが輸入され、ミシンを使った本格的な生産を開始されました。
そもそも、麦わら帽子がどのように作られているか、ご存知でしょうか?
1.職人の手感覚が試される『縫製』
2.春日部市の季節の風物詩とも言われる『寒干し』
3.帽子に個性を与える『型入れ』
4.ひとつひとつ丁寧に縫い付ける『装飾』
5.細かな麦わらのささくれを取り除く『仕上げ』
ひとつの帽子が出来上がるまで、大きく分けてこのように分類されるそうです。
(明治・大正・昭和・平成と受け継がれてきた製造工程。)
『田中帽子店』の麦わら帽子は、シート状の材料をプレスして成型する方法と違い、職人さんが1本の麦わら真田を円状に重ねながら帽子の形に縫製されるのが特長。
見た目の美しさだけでなく、日本人に合った型で作られる手作りの帽子。
フィット感が抜群なのも頷けます。
長い問、多くの農家さんや幼稚園・保育園の子供たちに愛用されてきた麦わら帽子。
今年は、今もなお昔と変わらぬ製法で作り続けられている帽子とともに、涼しい夏を過ごしませんか。
ご予約は不要で、どなたさまもご自由にお越しいただけます。
今回は性別・年代問わず、子供から大人サイズまで、合計39種類の帽子をご用意しています。
実際に試着して、お好みをお選びください。
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日時:
4月20日(土)~5月6日(月・祝)11:00~17:30
※4月22日(月)はお休み
会場:
錢屋ベース ソソラソウ(大阪市天王寺区石ヶ辻町14-2 錢屋本舗南館7階)
詳細
- 日時
- 4月20日(土)~5月6日(月・祝)11:00~17:30
※4月22日(月)はお休み - 開催場所
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錢屋ベース ソソラソウ (大阪市天王寺区石ヶ辻町14-2 錢屋本舗南館 7階)
- お問合せ先
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TEL:06-6772-1245
E-mail:salon@zeniyahompo.com - 参加費
- ご予約は不要で、どなたさまもご自由にお越しいただけます。