《イベント》初夏の装いに伝統的な織物を
~播州織~
日本の伝統工芸 織物。
全国各地には、それぞれの風土によって育まれてきた多種多様な染物や織物があり、
地域の重要な産業として発達してきました。
中でも播州織は、綿花から取れる綿を中心とした細番手の織物であり、
事前に染められた糸(先染め)を使用して織り上げます。



播州織の主な産地は西脇市・加西市・加東市・多可郡。
京都の西陣織の技術がこの地にもたらされ、
閑散期の農家が機織りに従事したことが始まりといわれています。
最盛期には海外ブランドからも求められることも多く、
先染めだからこそ表現できる風合いが愛されました。
海・山・川、豊かな自然に囲まれ場所。
水が綺麗なことが、美しい染色を作り出すのです。
いまでも続く産業ですが、発展途上国の繊維工業の発展や
輸出がメインで行っていたため最盛期から比べると職人も激減。
今回出会ったのは、
約220年以上の歴史がある播州織 Factory brand
「織馬鹿~oribaka~」です。
工場見学へ伺い、現場の空気・音・景色を体感。
糸から布になっていく様子を拝見することができました。
常に元気に動いている機械も
メンテナンスしつづけて使われているものがほとんど。
空気を含んだような優しい肌触りはここから生まれるのです。
今回、錢屋ギャラリーでは「織馬鹿~oribaka~」のストールが並びます。
首にひと巻き「ミニストール」から、存在感のある大判ストールまで様々。
初夏に差し掛かるころ、日焼け防止・冷蔵対策にも最適です。
詳細
- 日時
- 2023年5月4日(木・祝)~14日(日)
11:30~18:00
※5月8日はお休み - 開催場所
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錢屋ギャラリー(大阪市天王寺区石ヶ辻町14-6 105)
- お問合せ先
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TEL:06-6772-1245
E-mail:salon@zeniyahompo.com