《展示販売会》12/18～26 長﨑絢Exhibition

奈良県東吉野村に工房を構え、鹿や穴熊などの身近な野生動物、四季の植物などにインスピレーションを受けながら作陶されている長﨑絢さん。

京都精華大学卒業、京都府立陶工高等技術専門校で陶芸を学ばれ、兵庫県豊岡市にある出石焼の窯元にて勤務。その後、焼き物から離れ、古美術品の修復や雑誌の編集の仕事に就いていたことも。さまざまキャリアを経験されながら、「土でものづくりをしたい」という熱い想いが、奈良の山奥で陶芸を再開するきっかけとなったそうです。

長﨑さん自身が体感したこと…動物たちの戯れ、季節ごとに変わりゆく植物の香り、その楽しさ面白さが閉じ込められた作品。一つひとつに自然の恵みを感じます。そんな中“人”のぬくもりを感じる作品も。

片口もお猪口も手が付いています。酒器ならぬ、手器（しゅき）。貫入（土と釉薬の収縮率の差によってできる、釉薬の表面にあるヒビのこと）に栗の渋を入れるという技法で作られています。白地にほんのり赤みがあるのも、温度を感じますね。

暮らしの中で何度も使いたくなる長﨑さんのマグカップや器たち。花器やコンポート皿、手器も会場に並びます。ご自宅のテーブルに置くことを想像しながら、ゆっくりとご覧いただければと思います。大切な方への、冬の贈り物にもぴったりです。

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日時：
2024年12月18日（水）～26日（木）11:30〜17:00
※初日の18日（水）のみ12:00～17:00まで。

会場：
錢屋ベース ソソラソウ（大阪市天王寺区石ヶ辻町14-2 錢屋本舗南館7階）
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