都市を耕す エディブルシティ

～畑で街を占拠しよう！～

「もし、家の近くに畑があったら…」「自分で育てた野菜を食べられたら…」そんな夢を現実にしている人たちがいるのを知っていますか？この映画は、サンフランシスコ、バークレー、オークランドの3都市を舞台に、経済格差の中で新鮮で安全な食べ物が手に入りにくい環境でも、市民たちが空き地や駐車場を畑に変えていく姿を追ったドキュメンタリーです。

「食が重要視されないなら、市民がその大切さを伝えるだけ」という思いから始まった活動。映画では、一人ひとりの小さなアクションがやがて大きなコミュニティの動きとなり、社会を変えていく様子が映し出されています。畑を耕し、野菜を育てるという行動が、食の安全や教育、地域のつながりを取り戻す力になることを感じられる作品です。

都会で「食」と「農」をどうつなげるか？

映画を観た後、多くの方が「何か始めてみたい」と感想を持ち、地域での取り組みを始めるきっかけにもなっているようです。私たちも、上映後に意見交換やアイデアを共有しましょう！

やさい部、活動中🎶

実は、錢屋本舗本館でも屋上緑化の取り組みを進めています！屋上菜園「やさい部」を運営中で、今の時期は水菜やパセリ、夏にはナスやトマトなどを育てています。普段なにげなく手にする野菜も、自分で育てると愛着やおいしさがまったく違うものになります。この映画で得られるヒントを私たちの屋上菜園活動にも活かしていければと思っています。

「野菜を育てるのって難しそう」「どこから始めればいい？」と思っている方でも、映画を観れば気軽に一歩を踏み出せるかも。まずは、未来の「畑のある街」を想像しながら、一緒にこの映画を楽しみませんか？畑の可能性、ここにあります！

※建物にはエレベーターがございません。

地球のウラガワのこと「知らない」ままじゃもったいない。無関係な世界など無いのだから―。
映画との出会いは、今あなたが見えている景色を少し変えてくれるかもしれない。
そして新しい自分に出会えるかもしれない。

[MOVIE DATA]

制作国：2014年/アメリカ/56分

監督： アンドリュー・ハッセ

プロデューサー：ヘザー・レンズ、カレン・ジョンソン、ダン・ブラウン

配給：エディブルメディア

配給：パルコ