《ZENIYA’s ネイバーさん》
加藤友香さん 2022.11月号より

共通の価値観で繋がる心の距離のご近所さん。見つめ直した価値観と共に、人と暮らしをご紹介します。



心が揺さぶられたら、それが道しるべ

加藤友香さん

 錢屋本舗本館と共通の価値観で繋がる心のご近所、ZENIYA’sネイバーさん

今回は加藤友香さんです。手芸作家として、MONMANNEQUIN(モンマヌカン)を主宰されています。幼少期から小さいものとものづくりが大好きで、大学卒業後は手芸作家として生きる道を選択。ブランドは10周年を迎えられ、そのタイミングでは錢屋ギャラリーで展示会を行っていただきました。力強さのある錢屋ギャラリーの中に、布やビーズで作られたあたたかな作品が飾られ、多くの方の記憶に刻まれたことと思います。

 学生生活を過ごす中で、就職するということがイメージできずに、ご自身の 好き を仕事にしたいと志された友香さん。これまでには様々な歩みがあったと語られます。大きな壁に思えた体験や経験も、すべてが未来へ続くものだ、と前向きに捉えるその姿勢には、強さと美しさを感じました。
 友香さんには、オン/オフのような境目が少なく、目に入るモノ、耳にするモノ、手に触れるモノ、食するモノ、すべてが彼女の「今」をつくっています。好きなことは手芸だけにとどまりません。写真からも伝わるように、ご自宅には、洋書や雑貨小物、自身の作品、好きなアーティストや作家の作品など、多様性があり、彼女のセンスで一つずつが輝くように彩られています。趣味も多く、棚に飾られているナンタケットバスケットやてまり、サンドブラストは友香さんの手作り。海外の邸宅に来ているような雰囲気が漂います。

 そんな友香さんが、最近よく口にするのは「食」について。これは 外食が好き高いもの=おいしい、の価値観ではありません。食材を自分で選び、調理し、大切な仲間と共に食する。この過程を含めた「食事」をとても大切にされています。それは、人が生きていく上で、本来の自分を保つためにも大事なものだと考えていらっしゃるからです。すべてを楽しもうとされる友香さんは、食事に行ったときに美味しかったメニューを家で再現してみたり、料理学校の短期講習に通ってみたり、可愛いものを追求することと同じくらいの熱量で、「食」に没頭しているように感じます。

 お話をうかがっていると、これからの友香さんがどのように暮らし、生きていくのかが一層楽しみになりました。想像力・感覚・感性・才能に溢れている友香さんでした。(文・中島)



Profile】
手芸作家。MONMANNEQUIN(モンマヌカン)主宰。
裁縫好きの祖母と小物好きの母の影響を受けて、幼少の頃から小さなものの手作りを始める。
独学で刺繍、アップリケ、アクセサリー作りを習得。
2012年にハンドメイドアクセサリーのブランド「MONMANNEQUIN(モンマヌカン)」をスタート。
2019年神戸にアトリエ&ショップをオープン。

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MONMANNEQUINアトリエは様々な素材があり、ときめく空間です。