《ゼニヤのホンキ》 2025.6月号より

作りたいのは、自分が本当に欲しいと思う靴

みなさんは、ウッドクロッグをご存知ですか?150年以上前から北欧、特にスウェーデンで愛される伝統的な木製底と天然皮革のシンプルな履き物です。木と革の持つ自然の調温調湿作用を持ち、夏は涼しく冬は暖かい。年中楽しむことができます。6月6日(金)&7日(土)、一つひとつ手作りされた、ウッドクロッグの展示販売会を開催いたします。

大阪市生野区に『ウッドクロッグ工房Mallet』を構える村山ゆかさん。錢屋本舗によくお越しになる常連さまの繋がりで、ご紹介いただきました。先月、初めて工房に訪れたのですが、さまざまな作品や靴型がずらりと並んでいて、すべてに興味が湧きました。

「よかったら履いてみますか?」と優しくご案内いただき、人生で初めてウッドクロッグを履きました。「…なんだろうこの足裏に寄り添うようなフィット感。歩いた瞬間の安定感。スッと背筋が伸びて視界良好」。この感動を、ぜひ多くの方に届けたいと思いました。

もともとは婦人靴メーカーで20年以上デザイナーをされていた村山さん。ウッドクロッグに出逢ったのは10代後半のとき。ひとめぼれしたその1足が、シューズデザイナーを目指すひとつのきっかけになったのだとか。

さまざまな靴をデザインする中で〝人に履いていただきたい靴は、自分が本当に欲しいと思う靴〞ということに気付き、自身にとっての〝究極の靴〞であるウッドクロッグに辿り着いたそうです。

ウッドクロッグのオーダーも!

当日は靴の物販に加え、オーダー会も同時開催いたします。足のサイズや形でお悩みの方、必見です。自身の足に合う形で、お好きなカラーや素材をお選びいただけます。自分だけの特別なウッドクロッグを作りましょう。北欧の伝統×日本の職人技から生まれる靴を、ぜひご体感ください。(文・尾松)