《ゼニヤのホンキ》 2026.7月号より
錢屋本舗の縁を結ぶ縁日
夏が近づいてきましたね。きっと誰の思い出の中にも、縁日の風景があるのではないでしょうか。提灯の灯り、ラムネのビー玉の音、汗をかきながら頬張った、かき氷や焼きとうもろこし。子どもの頃に感じた、少し特別な夏の空気。大人になった今でも、ふとした瞬間に思い出す景色があります。
縁日は、もともと”結縁の日(けちえんのひ)”。神仏が人々と縁を結ぶ日だったと言われています。だからこそ錢屋本舗本館では、このイベントをただの夏祭りではなく、人と人、食、ものづくりが出会い、つながる場として届けたいと思っています。
年々暑さが厳しくなる日本の夏。小さなお子さま連れの方にも安心して楽しんでいただけるよう、今年も縁日は屋内で開催します。並ぶのは、自家製シロップのかき氷や、おにぎり、からあげなど、無添加・手づくりの縁日フード。スーパーボールすくいなどのアクティビティも予定しています。美味しいものがあると、自然と笑顔が生まれます。そんな小さな幸せを、この縁日でも届けられたらと思っています。今年も、大人も子どもも楽しめるワークショップを同時開催。完成した作品だけでなく、「夢中になって手を動かした時間」そのものが、夏の思い出になってくれたら嬉しいです。
錢屋本舗本館がイベントづくりで大切にしているのは、”体感すること”。オンラインや画面越しではなく、実際に人と会い、笑い、食べ、手を動かし、その場の空気を感じること。そこにしかない時間や温度が、人の記憶に残っていくのだと思います。そんな想いを、『小さな縁日』にぎゅっと詰め込みます。今年の夏、心に残るような時間を過ごしに、ぜひ遊びにいらしてください。(文・小山)

