《錢屋カフヱー カフェタイム》 2021.5月号より

自家焙煎珈琲

錢屋カフヱーの自家焙煎珈琲をご存知でしょうか?
店内のショーケースの横に焙煎機がおいてあります。
当店ではカフヱースタッフが毎回新鮮なコーヒー豆を必要な分だけ焙煎しております。
同じ国のコーヒー豆であっても、温度や湿度、焙煎の仕方で様々な味わいに変化します。
それぞれのコーヒー豆にあった製法で丁寧に焙煎し最高の味を作り出しております。
珈琲は飲む瞬間のアロマ(香り)も大切ですが焙煎中に香る珈琲の香りは格別です。
ご来店時に焙煎している瞬間に遭遇されましたら、是非ともその香りに癒やされてみてください。

錢屋カフヱーの自家焙煎珈琲は3種類(マンデリン2種類、コロンビア)をご用意しております。
【イチバン】はマンデリン・ブルーリントンという生豆を使用しており大地を感じさせる濃厚でしっかりとしたコクとクリアな苦味が特徴です。
アイスコーヒーとしても使っており、しっかりとしたコクに清涼感のある後味になります。
【ニバン】はマンデリン・トバコという生豆です。
奥行きのあるまったりとしたコクと甘みトバコ特有の香りが特徴です。
【コロンビア】は複雑な味が絡み合い力強く豊かなコクとスパイシーな風味とキレの良い酸味があります。
お好みの自家焙煎珈琲を探してみてくださいね。



今月のカクテル マンゴー

バータイムには、毎月『今月のカクテル』をメニューに掲載しております。
フルーツを使ったものだったり、温かいコーヒーを使ったものだったりと、様々なスタイルのカクテルが月替りで登場します。
5月に登場するのはマンゴーのカクテルです。

マンゴーというと南国の果物ということでなんとなく真夏の果物という気がしてきますが、日本で出回るのが多いのは4月から7月。
桜の咲くころからがマンゴーの時期です。
国内で栽培されているマンゴーは、全体的に丸く赤い果皮の品種がほとんどです。
宮崎県のブランドである太陽のタマゴが有名ですね。

メキシコ産やブラジル産も国内と同じタイプの品種ですが、タイ産やフィリピン産のものは、黄色くて縦長の形をしたものになります。
大雑把にくくるならば、丸いタイプのほうがジューシー、縦長のタイプのほうがまったりとした食感といった印象でしょうか。

どんなカクテルがマンゴーらしさを感じるのか。
そんなことを考えて少しとろっとした食感のあるカクテルにしました。
熟したマンゴーの甘さと食感を活かし、またトロピカルな印象を出すためにパッションフルーツピューレを少し加えて。
濃厚な食感と甘さ、そして適度な酸味で美味しいカクテルができました。

シャーベット状のフローズンスタイルにすることもできますし、アルコールの強さもお客様の好みに合わせてお作りできます。
どんなものがいいかお好みを伝えてくださいませ。