《錢屋カフヱー 錢屋マルシェ》 2025.12月号より
冬の食卓を彩る、まろやか万能甘酢「寿酢」
寒さが身に染みる季節、何かと忙しいこの時期にぴったりのお酢をご紹介します。
奈良県橿原で江戸時代から伝わる古式醸造法により、中野酢さんが丁寧に仕込む「寿酢」。木桶で3~4カ月かけて自然発酵させる静置発酵法で作られ、ツンとした酸味が少なく、まろやかで深みのある味わいが特長です。
米酢に種子島の粗糖、讃岐の和三盆、沖縄の塩を合わせ、甘味と塩味のバランスが絶妙な万能甘酢。
ご飯に混ぜればそのまま酢飯に、野菜を漬ければ簡単ピクルスに早変わり。おすすめは玉ねぎの酢漬け。繊維に逆らって厚めにスライスして漬けるだけで辛味が抜け、シャキッとした歯ごたえが楽しめます。寿酢に醤油とごま油、少しのニンニクを加えれば、焼き鶏にぴったりのさっぱりダレにも。
冬の食卓にやさしい旨味を添える一本です。(文・井森)

