《錢屋カフヱー カフェタイム》 2025.3月号より
小豆と餅が織りなす和の調べ
つぼみほころぶ早春の午後。ほっと温まる甘味はいかがでしょうか。錢屋カフヱー自慢の「錢屋のぜんざい」のご紹介です。
丹念に炊き上げた小豆は粒感を程よく残し、ほっくりとした控えめな甘さです。お餅はかつて錢屋農園を営んでいた頃からのご縁で、岡山県東粟倉村(現在は美作市)のものをを使用しています。きめ細かく伸びの良いお餅を香ばしく焼き上げました。
お箸休めには大阪名物の塩昆布が良い塩梅。小豆の甘みをより引き立ててくれます。珈琲との相性も良し。一匙ごとに和の趣を感じながらゆったりとした贅沢な時間をどうぞお楽しみください。(文・高田)