橋本さん

《ZENIYA’s ネイバーさん》 橋本征子さん 2024.5月号より

共通の価値観で繋がる心の距離のご近所さん。見つめ直した価値観と共に、人と暮らしをご紹介します。


目の前にあることに精一杯取り組めば次なる道が開けていく 

橋本征子さん

錢屋本舗本館と共通の価値観で繋がる心のご近所、“ZENIYA’sネイバーさん”。
今回は橋本征子さんです。

征子さんとの出会いは6〜7年前。大阪で行われたインテリアのイベント会場として錢屋ギャラリーを選んでいただいたことがきっかけでした。普段は安多化粧合板株式会社にお勤めされ、営業・広報・職人などマルチに活躍されています。(元々代表同士は友人)

いつもハツラツとされていて、私にとったら“姉御キャラ”ですが、また別のコミュニティーに入れば“妹的キャラ”に。使い分けをされているつもりもきっとなく、その場での対応能力は思わず見とれてしまうほどかっこよく、気持ちの良いものばかりでした。それでいて、ユーモアがあり熱量もある。足元にも及びません。

フットワークの軽さで経験を数多く積まれ、体得されている征子さん。明るくからっとした性格で人を魅了されます。少しお話しするだけで伝わってくる興味の幅広さと思慮深さも惹きこまれる理由です。
フットワークの軽さの例をいうと、「さっきまで仕事でした!」とヘルメットを鞄に入れて現場から直接イベントに参加してくださったり、出張帰りにイベントを盛り上げるために登場してくださったり…。直感を信じて行動されるところにも、人から愛される要素があるのだと思います。

錢屋本舗本館の価値観に「#感性を信じて感動したら行動する」とありますが、現在征子さんが安多化粧合板にお勤めされているのも、この価値観と共通する部分があるからだと感じます。
代表の安多さんの考え方に触れ、憧れと尊敬の気持ちをもって転職されたと伺いました。
そこでご自身になにができるのか、なにを行えば楽しく仕事ができるのか、を徹底的にかつ軽やかに考えられているのだと思います。

いま目の前にあることに精一杯取り組むことで次なる道が開けていくことを教えてくれたZENIYA’sネイバーさんです。(文・中島)


Profile】

印刷会社でグラフィックデザインの経験を積み、インテリアの学校に勤務した事をきっかけに空間デザインの面白さを知る。現在は化粧合板の会社で木とデザインを学ぶ。設計との打ち合わせや素材提案をはじめ、製造にも携わり、見える仕事を心掛けている。国内外のデザインやアート、建築を視察。2019年~2024年は出展者としてミラノサローネの経験を積んだ。ミラノをはじめ、国内外デザインウィークでのSNSによるリアルタイムでユニークな情報配信には密かなファンが居る。