《錢屋カフヱー カフェタイム》 2021.1月号より

体も心も温まる本気のおぜんざい

今年もこの季節がやってきました。
「錢屋のおぜんざい」の登場です。

ぜんざいに一番ふさわしいと選び抜いた国産小豆を、その時々の気温や湿度を考えて、水分量や砂糖の量、塩加減を細やかに分析しながら、丁寧に丁寧に炊き上げました。
また、岡山県産「ヒメノモチ」を真心こめてつきあげた東粟倉工房の餅を二種(草小餅・白小餅)、香ばしく焼いています。
きめ細かく伸びの良い餅には小豆が程よく絡みます。

箸休めには山椒が効いた「神宗の塩昆布」がいい塩梅。
小豆の甘みをより一層引き立ててくれます。
ほうじ茶は、独特の香ばしい香りとまろやかな味わいが特徴の、石川県の「加賀棒茶」を添えています。

寒さが続く毎日。
どうぞ体を温めにいらしてください。

冬のホットカクテルアイリッシュコーヒー

先月はアイリッシュコーヒーのご紹介をしました。
今月はその続き、メイキングの様子をお見せしましょう。

コーヒー豆は錢屋カフヱーの自家焙煎の中でも、柔らかなコクと甘い味わいのマンデリン『ニバン』を使用。
ウイスキーやクリームに負けないように、濃いめのコーヒーになるようにハンドドリップで抽出します。

ウイスキーはアイリッシュらしいスッキリとした味わいの中にも穀物の甘さがある、バランスの良いシングルポットスチルアイリッシュウイスキー『グリーンスポット』を使います。
このカクテルによく使用されるのは、ブレンデッドアイリッシュウイスキーの『ジェムソン』です。
しかしそれを合わせると錢屋カフヱーのコーヒーが強く出すぎ、薄まったコーヒーという印象になってしまいます。
相性の良いウイスキーを探しました。

熱湯で温めておいた専用グラスとテイスティングラスに、コーヒーとウイスキーをそれぞれ入れます。
グラスの熱でウイスキーが温まったら、お客様の前でウイスキーに火を灯します。
青い炎で軽くアルコールを飛ばしたら、火のついたウイスキーをコーヒーに注ぎます。
その上に七部立ての生クリームを混ざらないようにそっと乗せて、最後に砕いたコーヒー豆をクリームの上に添えて出来上がり。

お客様の目の前で仕上げますので、見た目にも楽しい錢屋カフヱーのアイリッシュコーヒー。
自家焙煎ならではのコーヒーカクテルをお愉しみ下さい。