錢屋本舗本館

寄書 未来の上本町 『近鉄百貨店 藤澤 浩明さん』

10年前と今とで、この町は何が良くなって何が悪くなったか。そして10年後は?
暮らす、働く、楽しむ、学ぶ、育てる、育つ、老いを迎える・・・。
この町を行き交うさまざまな人が、それぞれの思いで描く10年後の寄せ書きです。

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第1回は近鉄百貨店に勤める藤澤 浩明さんに寄せ書きを書いていただきました。

(近鉄百貨店 藤澤 浩明さん)

未来に続く独自イベントに
地域一体となって取り組みたい

「Amazonでは買えないもの、売ってる?」
とある会社の社長から、こう質問をされた際に返答に困りました。

現在当社に限らず百貨店業界にとって、Amazon などのEコマースの台頭が小売市場をシュリンクさせています。そのような中で、当社は地域共創型の百貨店として、2018年3月に地域商社事業をスタートさせるなど、地域と共に発展していくことで、百貨店としての存在意義を見出そうとしています。

上本町店は、自身が2007年に入社して以来、外商担当として5年間を過ごした思い入れ深い店舗で、昨年5月に現部署に異動し戻ってからは、馴染みあるこの地区を盛り上げたい気持ちで、上本町に点在する近鉄グループとの協業や、錢屋本舗さまをはじめ地域の企業さまや団体さまとの協業など、さまざまな地域協業に力を入れてきました。

昨年12月から毎月21日に実施している、上本町YUFURA前の広場を使った「上本町マルシェ」※はその地域協業から生まれた取組みで、地区の活性化を目的にスタートしました。今後も地域協業による新しい取組みで上本町を盛り上げていきたいと思います。
(※2021年1月時点でははコロナ影響により自粛中)

本題の「未来の上本町」についてですが、10年以上先の未来に続いていくような、スポーツ、音楽、グルメ、アート、と様々な上本町独自のイベントを、地域一体となって取り組んでいくのはいかがでしょうか?

『上本町歴史文化にふれるウォーキングイベント』、『付近高校の吹奏楽部や近鉄吹奏楽部が集い演奏する音楽祭』、『人気のパン屋が食パンの味を競うグルメ選手権』、『鉄道本社前の近鉄奈良線の壁に落書きをするアートフェスティバル』など、最後は怒られてしまいそうですが、どれも実現すれば面白そうですよね。地域の皆さまにご協力いただきながら、未来の上本町につながるイベントを1つでも自身で成し遂げたいと思います。

また近鉄百貨店上本町店は、皆さまが様々な理由でご利用いただける便利な店舗としてモデルチェンジすることで、今以上に地域の方々から支持され、10年後の未来も上本町のこの地で、皆さまに‘笑顔’と感動をお届けし続けたいと願っています。

最後に‘笑顔’で思い出しましたが冒頭の質問の答えとして、「社員や従業員1人1人の笑顔がamazonにはない魅力です」と錢屋本舗の正木社長にはお答えしたいと思います。